お仕事帰りに心も体もリラックス!!~天神でもみほぐし~

≪腰痛の原因は、お尻と太もも裏にあり!?≫

腰痛の原因として、本来着目すべき部位として、腰部だけではなく、お尻と太ももの裏の筋肉=ハムストリング(太ももの裏側にある4つの筋肉群の総称)が考えられます。この筋肉は太ももの骨に付着しており、股関節を形成して、足をあらゆる方向に動かせるように作用する役割をはたしており、なめらかな動きを可能にしています。
ところが、日常生活において股関節をいっぱいに動かすことはなかなかないと思います。歩く時の足の伸展と屈曲の組み合わせほどで、可動域いっぱいに動かすということはまずないと思います。
しかし、筋肉の痛みに着目した場合、大きな可動域があるにも関わらず、その関節がほとんど使われていないことにこそ、問題が起こる原因があることが多いと考えられます。もちろん逆に過剰に働いている筋肉にも問題は生じますが・・・。

≪使われていない筋肉にこそ問題がある!≫

使わない筋肉はだんだんと硬くなって縮まり、それにともない血管も収縮して血行が悪くなり、老廃物がたまって痛みが発生してしまいます。なので、普段はあまり使っていない筋肉をしっかりとストレッチやもみほぐしで弛緩してあげることが大事なのです。

腰の骨=腰椎は全体で50度まで屈曲が可能ですが、それを超えて屈曲しようとすると、今度は骨盤が前方へ傾き始めます。骨盤が前方に傾くことで、深く前にかがめるようになるわけですが、ハムストリングやお尻の筋肉が柔軟でないと、動きが制限されてしまいます。つまり、ハムストリングが硬いと、腰椎が前屈するのに対し、骨盤はハムストリングに引っ張られて逆に後屈し、結果的には分離して腰を痛めてしまうと考えられます。なので、ハムストリングやお尻の筋肉を弛緩させておくことが大切なのです。

腰が弱いと思う人は、ハムストリングとお尻の筋肉をマメに伸ばしてあげる事がとても大切です。