タイ古式のルーツを求めて天神から出発
タイ古式のルーツを求めて、福岡天神からバンコクに行くには、地下鉄天神駅から福岡空港駅まで10分、福岡空港からドンムアン空港(バンコク)まで直行便のフライト所要時間は、約6時間が目安。現在ではアジア有数の近代国家へと発展したタイ王国。しかし、いまなお街なかには数多くの寺院や祠(ほこら)があり、また少し郊外の方には遙か昔をしのばせる遺跡の数々が残り、古くから受け継がれてきた伝統が息づいています。このタイという国の王朝の歴史を見てみましょう。
7~8世紀
先住民の中でモーン族がチャオプラヤー川流域に王国を形成
11~12世紀
タイ族によって形成された小国家が、クメール王朝の支配下におかれる
スコータイ王朝
1240年頃~1438年
タイ族初の統一国家が成立、タイ文字の制定や上座部仏教が国教となる
アユタヤ王朝
1351年~1767年
アユタヤに都を移し、スコータイ王朝を滅ぼす
ポルトガル、オランダ、フランスなどとの海上貿易が盛んに行われる
1767年 ビルマに敗北
トンブリー王朝
1767年~1782年
1767年 アユタヤを奪還し、トンブリーを新たに王都へ
チャクリー王朝
1782年~現在
1782年 ラーマ1世即位。王都をバンコクへ移す
1826年 イギリスとバーネイ条約締結
1832年 アメリカと通商条約締結
1932年 絶対王政から民主主義体制へ移行
1939年 呼び方をサイアム(シャム)国からタイ国に改める
という感じです。タイ国はスコータイ王朝が起こされるまで、カンボジア、ラオス、ビルマなどの周辺国がタイ国内で覇権を争い、それらの国の属領だったらしいです。ですので、タイの歴史はだいたい800年程度ということになります。
世界で一番気持ちよいと言われるタイ古式マッサージ。通称をタイ語で“Nuat phaen boran(ヌアット パン ボラーン)”と言います。仏教の伝来と共にインドからタイ王国に伝わり、タイの寺院で発展してきたと考えられており、タイでは、” Jivaka Kumar Bhaccha (シーウォッグゴマラパット大師)”と知られるブッダの主治医によって、タイに伝わったと信じられています。そのため、仏教医学やアーユルヴェーダの影響を受けていると考えられており、体液理論を特徴としているようです。本来、タイ伝統医療の一部であり、ボーンナイフを使った荒療治や薬草学や徐霊などと組み合わせた古式総合医学と認知するべきのようですが、手技のみがクローズアップされ現在に至っているようです。
今後更に詳しく調べていきたいと思っておりますが、タイ国に行かれた際には、ぜひ一度本場のタイ古式マッサージを受けられてはいかがでしょうか。